皆さんは「にがり」をご存じでしょうか?
20年ほど前に、一度流行しましたが、近年「にがり」が再注目されています。
「にがり」は塩化マグネシウムです。
塩化マグネシウムは、体内の水分を引き寄せる作用があり、それにより腸内の排便を促すと言われています。それにより、便秘解消に効果があると言われています。
実際、やや便秘がちのタイプの私ですが、飲んでみると効果バツグンです!
便秘以外にもにがりには私たちの健康を支え、より体を健康にしてくれる嬉しい効果がたくさんあります。
今回は「にがり」をテーマに、みなさまと情報共有させていただきます。
マグネシウム(Mg)は体に必要なミネラル
マグネシウムは、普段の食事からなかなか摂ることができないミネラルの一つです。
だからこそ積極的に摂る必要があります。
マグネシウムの働きには
〇骨や歯の形成に必要です。
〇骨の軟らかさを保つ。
〇体温調整に働く。
〇酸アルカリバランスに働く。
〇エネルギー生産に働く。
〇タンパク質合成に働く。など
まだまだ他に期待できる働きがあり、体を構成するうえで欠かせない栄養素です。
にがりの効果
にがり水、マグネシウム水を摂ることで、以下の効果が期待できます。
〇便秘解消
〇うつ病、不安障害
〇片頭痛撃退
〇ダイエット
〇高血圧撃退
〇糖尿病撃退
〇こむら返り予防など
マグネシウムには代謝、神経伝達物質・ホルモンの生成、糖質、脂質の代謝に必要なミネラルの一つです。そのマグネシウムをにがりで摂ることで、上記の不調が緩和しやすい体へと変わります。
もし、上記の症状で悩みの方は、試す価値が十分にあります。
マグネシウムの摂取量
マグネシウムの摂取量は男性、女性によって違います。
〇男性:340〜370mg
〇女性:270〜290mg
(2015年度 日本人の食事摂取基準)
この量は成人が摂る量として、推奨されています。
しかし、現代の日本人はマグネシウムが約100mg不足していると言われています。
マグネシウムが不足する原因
マグネシウム、ミネラル不足を招く原因として、8つ原因があります。
⑴慢性炎症
⑵ストレス
⑶食品添加物の摂り過ぎ
⑷農薬による影響
⑸化学物質、ワクチンによる影響
⑹酸性体質
⑺遺伝子組み換え食品の摂り過ぎ
⑻電磁波による影響
これらについては、また別の記事でお話しさせていただきます。
それだけ私たちの生活においてミネラル、マグネシウム不足しやすい食生活、社会となり、健康への影響は図り知れません。
にがり水、マグネシウム水の作り方
前出でもお話したとおり、マグネシウムは1日100ml不足しています。
にがりから100ml補給する目安の量をお伝えいたします。
お持ちのにがり、購入予定のにがりがございましたらこちらを参考に摂るようにしてみてください。
にがり100ml中のMg含有量 | Mg100mg摂るのに必要なにがりの量 |
1000mg | 10ml(小さじ2杯) |
2000mg | 5ml(小さじ1杯) |
3000mg | 3.5ml(小さじ2/3) |
4000mg | 2.5ml(小さじ1/2) |
5000mg | 2ml(小さじ2/5) |
6000mg | 1.7ml(小さじ1/3) |
にがり水、マグネシウム水の作り方
水:200ml
にがり :3~10滴(好みの味に合わせて量を調整します)
にがりを製造しているメーカーたくさんございますが、マグネシウム以外の豊富なミネラルや量の好みに合わせて購入できると良いでしょう。私はマグネシウム、カルシウム、カリウム、他ミネラルを効率よく補給したいため、以下のにがりを自分で摂ったり、患者さまにおすすめしています。
浜御塩の海水にがりは、100ml中のマグネシウムの含有量は5,588mgとなります。
この製品で補給するなら、1日1.7~1.8mlで摂るのがおすすめです。
他ににがりの摂り方として
にがりは水に混ぜてのむだけでなく、他の飲み物、食べ物に混ぜて摂ることが可能です。
〇重曹クエン酸水
〇味噌汁
〇ジュース
〇健康茶
〇コーヒー
〇ご飯を炊く時に入れるなど
入れて摂ることができます。
にがりの注意点
にがりを摂りすぎることで、お腹が緩くなり、下痢を起こします。
最初は少ない量で、慣らしながら摂ると良いでしょう。